経営のしっぽのブログ

経営者の頭と心がスッキリする電話コンサルを始めました。

凧のしっぽから学ぶ経営のしっぽ

前回のブログで経営のしっぽについて少し書きました。

この経営のしっぽを体系化したいと考えていたところ、凧あげの凧でインスピレーションがありました。

 

過去に地域の親子凧あげ大会に関わったこともあり、凧にもしっぽがあるなーと思いました。

バランスの悪い凧を安定させるために、凧にビニールひもでしっぽを作ってあげることで凧がきれいにあがるようになることがあります(根本的なバランスが悪く、改善しない場合もあります)

 

凧のしっぽの効果について調べてみたところ、下記のブログに行き当たりました。

jblog.takoaki.com

 

凧のしっぽには、凧の表面を適切に引っ張って風当たりをよくする効果があるようですね。

風を受けた凧が適切に張っていないとバランスが悪くなる。

凧の骨組みや糸目の位置を設計図通り正確にすることができれば、凧はきちんとあがります。

しかし、素人が何となく作ることで見た目はきちんとできているようでも、骨組みのゆがんでいたり、糸目のズレていたりして、凧の表面がきちんと風を受け止められない状況になってしまうことがあります。

そのような時に、凧のバランスが悪くなっているのではないかと考えます。

凧のしっぽは、そんな凧のバランスをある程度整えてくれます。

 

しかし、しっぽ自身には、根本的な骨組み、糸目を調整する役割はありません。

凧を安定的にあげ続けるためには、作成者自身での骨組み、糸目の調整をする必要があります。

これって経営と同じですよね。

 

経営のしっぽは、経営のバランスを整える役割はありますが、経営安定の仕組みを作る役割はありません。

経営を安定させるのは経営自身です。

経営のしっぽは、経営者の本業集中をサポートするのがミッションです。

 

 

インプット

明けましておめでとうございます。

みなさんお正月をどのように過ごされているでしょうか。

 

私は実家で両親たちと過ごしながら、インターネットや書籍で情報収集をしたりして、今年の方向性や自分のあり方のインスピレーションを得ています。

 

【感じたこと・得たこと】

社外取締役の兵法(日本経済新聞出版社)という書籍を読んで社外取締役の役割等を学んでいます。日本マクドナルドホールディングスのホームページに、社外取締役の果たすべき役割の内容がそのまま掲載されていました。この本を読むことの大切さを改めて感じました。

・また、マクドナルドは、ダイバーシティSDGsの取り組みを推進できているのは資源を集めることができる仕組みを作っているからであり、マクドナルドというブランドのファンをたくさんいるということ。

・中小企業の経営において、どのように企業のファンを増やしていけるかということがポイントなのかなと。

ジャニーズ事務所の活動はお客を明るくすることに徹している。歌詞のほとんどが人の繊細な気持ちに寄り添い、はげましたり、応援したりする言葉しか伝えていないこと。自分のコンサルティングにもこの姿勢は取り入れたい。

 

【自分のあり方】

・経営者のしっぽの立場

しっぽの立場とは、経営者の後ろにつくという意味ではなく、経営者に経営の機能を拡充するためのしっぽを付けるというイメージです。

経営のしっぽの役割は次の3つです。

 ①経営者の素直な感情を表す役割

 ②経営のバランスを整える役割

 ③経営者の手の代わりとなる役割り

 

経営者は普段言えない言葉や思いをたくさん抱えています。

私は聞き役に徹します。

しっぽには口はありません。

経営者が普段言えないことを聞き、抑えている気持ちを口で表すことで、思考、感情が整理されます。

 

いろいろな着眼点の質問により、経営の課題ともいえるバランス不調を改善するためのヒントを得られるようになります。

 

電話コンサルではなかなかできませんが、第5の手の役割として経営者の代わりに部分的な業務の執行(面談、社員説明会など)を行うことで、経営者の本業をサポートすることができます。

 

日常での実践(パートナーとの会話にて)

私のパートナーは今、「クリスタ」というアプリを使って、絵の勉強を独学で行っています。

その関係でよく本屋に付き合わされることが多いのです。

 

パートナーは本屋でいろんな本を手に取ります。

先日買ったばかりの配色の本で仕分け方が違うだけの本だったり、自分にない技法の本だったり…様々です。

悩んで時間がかかっています。

 

そこで私から質問。

私「なんか闇雲に本を選ぼうとしていない?」

パ「確かにそうかもー笑」

 

本を選ぶ基準を見つけてもらうために次の質問をしました。

私「今の自分の課題点とかある?」

パ「画力が圧倒的にたりないことかなー」

 

私は絵の勉強をしていないので、画力とは何かがわかりません。

さらに質問を続けます。

私「画力ってどういうこと?」

パ「色を作るのがへたくそなんだよねー。

色がきちんと塗れると動きのある絵が出来上がるの!」

私「そうなんだー!」

 

方向性が見えてきたところで次の質問の話をしました。

今の自分に何をするべきかを明確にします。

私「ねー、絵を描くのに何かカリキュラムとかあるの?」

パ「神絵師(絵がめちゃくちゃ上手い人をそう呼ぶようです)の人も大体独学だからそんなのないなー。

でも、私も何から始めないといけないかよくわかってない…」

 

パ「そういえばこの前買ったクリスタの本、今使っているのより低いバージョンの本だったから書いてない機能があったんだよね。

今日は、今使っているバージョンの本を買って読み直して考えてみる。」

 

そうやってパートナーは自分の買うべき本を、自分の意志で決めることとなりました。

日常でも質問のスキルを上げるための実践をしております。

 

 

社長のいろいろな思いをしっかり聴きます。

先日訪問したクライアントの話です。

社長の最初のご相談の真意が別にあり、次回の相談に繋げる考え方のヒントをお伝えした事例です。

 

社長「会社の業績に応じた給与、賞与の仕組みを作りたいんだよね!」

 

私「そうですか!

何をもって業績とするかを従業員に理解してもらわないと、

『何でこんな仕組みにしたんですか!』って

反発されてしまうかもしれませんね。」

 

社長「そうだよね。

この前、賞与前の面談で従業員に給与の仕組みを変えたいって話をしたら、

『給料下がるんですか?』ってネガティブに捉えられちゃったんだよな」

 

私「そうだったんですね…

よければ、会社のこと、売上や単価や従業員の働きぶりなどお話聞かせてもらえますか?」

 

このような流れで社長の話を聞き始めました。

すると、ある経験年数の長い従業員の働きぶりへの理想と現実のギャップへの悩みがあることがわかりました!

 

私「社長、業績連動の賃金体系を変えたいと言っていたのは、〇〇さんへがリーダーになることを自覚して働いてもらうようにしたいんですね」

 

社長「そうなんだよね。

でも、どうすればいいかわからなくて…」

 

私「それでは次回、この事について話しましょう。

社長に考え方のヒントを3つお伝えします。

1つ目は、能力をあげること

例えば、コミュニケーション能力を上げるなんて言うのはすぐにできないですよね。

2つ目は、行動を変えること

例えば、一日1000回『ありがとう』というとか。

3つ目は、環境を変えることです。

環境を変えるというのは、行動を促す後押しのことでして、

例えば、会社で新たなスローガンを打ち出すとか、従業員の勤務の弊害となっていることを解決してあげるとか。

この3つのヒントをもとに考えてみませんか?」

 

社長「なるほどね。

これなら〇〇への向き合い方が見えてくるかも」

 

ここまで話をまとめるのに1時間くらいでした。

社長の話を聞いたのが50分くらいで、私が質問やアドバイスをしたのが10分くらいでしょうか。

 

私のスタンスとしては、

社長の思いを肯定しながら、どうポジティブな考え方やアイデアを見つけてもらうかというスタンスです。

社長もこれまで従業員のお困り事についてじっくり話しを聞いてもらったことがなかったようで、お話の後はスッキリされていました。

 

私の反省としては、質問の組み立てがチグハグなところがあり、もっと相談時間がコンパクトにできたかなと思います。

 

経営者はお忙しいですし、相談時間が長すぎるのはよくないですよね。

ブログ開設

電話相談コンサル事業を始めます!

事業名はKH2Cオフィスにしました。

経営者(Keieisya)の

頭と心(Head&Heart)が

スッキリ(Clean)することをミッションとしています。

 

元々は2020年にコンサル事業を始める予定でしたが、コロナの影響で今の職場から足止めをされた結果、しばらく抜けるに抜けれない状況となり1年以上くすぶっていました。

 

2021年の秋にご縁があって個別にコンサルする機会があり、コンサル活動に力を入れたいところですが、今の職場の関係もあり本格的に始動というわけにはいかない状況です!

 

そんな中、自己投資として申し込んだ石原先生のタイムマネジメントセミナーの影響で時間の有効活用を意識するようになりました!

 

時間の制約が大きい中で、未来の本来のコンサル業務のステップとして、「今」できることを考えました。

 

私は「早朝または夜間」で「移動時間0」で「どこでも」を実現しコンサルで貢献する手段として、『電話』を選びました!

 

営業のスタンスは、

早朝 7:00から40分間

夜間 20:00から40分間

で考えています!

 

前日までにメールで相談内容をお受けして、開始30分前から相談の準備をし、相談後20分で自己の振り返りをしようとしているので、1回の相談で1時間30分の業務時間を想定。

 

おおっぴらに始めると今の職場が足を引っ張ってくる可能性(業務の追加など)がありますので、匿名で始めます(とはいえ、身近な経営者にはちゃんと実名で営業します)。

 

匿名であるが故に信頼性が格段に落ちることは承知です。

その信頼性を築く手段として、ブログを開設しました!

 

最初は契約もないですので、この時間帯を活用してブログを書き始めます!

よろしくお願いします。

 

【サービス内容】

単発の相談では電話コンサルの成果が見えないので、契約期間を6ヶ月契約として、月1回の電話コンサルと随時メールのサービス内容です。

 

料金の方は、6ヶ月契約は90,000円(税抜)で1か月あたり15,000円(税抜)